FRP製のプランターの特性

新調2年後のFRPプランター0230708

日本で最も多く使用されているプランターは何でできているでしょうか?

いや、その前に大小様々なプランターあり、大きさによって選択される素材も異なります。

小さなプランターは用土が少なくてすみ、強い強度は必要とはされません。

小さいプランターは構造的に強度は必要ないのです。

ですから、薄めのプラスチックなどが多用されたりします。

ある程度大きくなると、プラスチックの単層のものだと強度が乏しいため、強度を上げる様々な方法がとられます。

プラスチックにガラス繊維を合わせて整形したものがそのひとつで、FRPがあります。

FRPはFiber reinforced plasticつまり、繊維強化プラスチックと訳されています。

セールスで強度が高いと言われることがありますが、その評価は使徒により大きく別れます。

一般的に、薄く作るため比較的小さな衝撃でも割れたり、角がかけたりしてしまいます。

FRPプランターを2年使用後20230708
2年使用したFRP製プランター20230708

植物を入れる容器としては10年ほど使える場合がありますが、プラスチックですから光反応で変質し、都市のカーボンが付着すると修復はできないため、民間施設では意外に早くに撤去されるという現状です。

行政が設置する場合は、簡単に廃棄できないため割れても使い続けられています。

白地や黒地のFRP製プランターは特に新築などの『新規』の建築や事業に好まれます。

下ろし立てのプランターは『新規』に調和し、似合っているのです。

しかし、FRP製のプランターは3年目を過ぎると急激に劣化が目立ち始めます。

『新規』との乖離が始まります。

このことを考慮に入れて導入したほうが良いでしょう。

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