今まで使っていたプランターの土は再利用できるか?
という問題です。
結論から言います! 再利用可能です!
Webを見ていると、別に自分で検索しなくても関連のあるページや項目が自動的に表示されます。
関連性を自動的に調整して見せているのですね。アマゾンなどはかなり以前からこの仕組みを応用して売上を伸ばしてきました。
この仕組みは便利な場合もあれば、うるさいと感じる場合もあり、それぞれです。
ところで、先日目についたものは、上に提示した項目。
質問の内容が表示されて、アコーディオン機能になっていてクリックするとその簡潔な内容が表示されるというものです。
これは、例えば検索大手がAIを利用してどこかのページを引用してその要約を載せているのです。
問題は、検索大手が出してくる情報なのでそれなりに正しいと認識してしまうことです。
引用ページが間違っていたり、一方からしか見ていない場合があったり、或いは記述元の利益が出る様にバイアスがかかっている場合があります。
バイアスは多くのページにかかっているとは思うのですが、それを検索大手が代筆するということには非常に問題があると思っています。
上記の土は再利用できるか?という問題でできないというページが優先的に出てきている場合は、その原因は様々考えられます。
よくいわれることは、
用土には病虫害の原因となる微生物やウイルスなどが含まれている場合がある。
特別な場合としては、
原発事故によって用土が汚染されてしまった場合。
この場合は国が定める基準に従って廃棄処理する必要があります。
他に考えられるのが、
新しい用土を買って欲しい。
他にもあるのかもしれません。
病害虫の原因が含まれている可能性がある場合には、必要な処理を行えば利用可能になります。
害虫の場合は、生存中の微生物や卵が死滅する方法を取りながら必要な時間をかけて効力がなくなる改良を行います。
病気の場合には、その原因菌が死滅する対策をとり必要な時間をかけます。
ウイルス性の病気にはウイルスが死滅する方法をとり、必要な時間をかけて効果がなくなる時間をとります。
放射性物質の場合はその効果がなくなるまでに長い時間がかかると考えられるので、個人的な判断は行ってはなりません。
再利用しずらい用土は確かにあります。
それは、管理が優れず、植物が死滅してしまった土です。
植物が死滅したわけですから、上に挙げた病原体や植物遺体を分解する微生物が存在する場合もあります。
また、管理が良くない場合、用土の有機質が殆どない場合もあります。
砂の様になってしまっているものです。
この様はケースでは、用土を広げて天日に晒して乾燥させながらある程度の時間を置いて問題になりそうな微生物が死滅、ウイルスが分解するのを待ちます。
乾燥後に完熟堆肥を混合します。 初めは他の肥料は入れない方が良いでしょう。
この様にして用土は再生可能です。
もうガーデニングをしないという場合以外は、捨てる必要はありません。
また、管理の不備で植物が枯れた訳ではないが、一年草が冬を前に枯れてしまったという場合は、管理の良い用土はそのまま次の植物に使用することが出来ます。
管理の良い用土というのは、有機質が含まれる排水性・通気性に優れた団粒構造などの用土です。
この様な用土の状態を保持するには、プランターの場合排水性に優れ、必要な通気性がある構造のものです。
プラスチック製の大型プランターで直径3cmくらいの底穴が3個ほどあったとしても全く役に立ちません。
プランターの構造もよく見て選択することも重要です!